「恩光」~春の光~
日常の生活をしている中で、「光」について
あまり深く考えることはないかもしれません。
それはきっと、あたり前に日常にあるものだから…
自然に差し込む光、人工的に照らす光、ある物に反射する光。
その建物の環境によって、敷地に対する考え方によって、
建物にあたえる「光」は、姿を変えていきます。
日本にも四季があり、その季節によって光の先に見える景色を楽しむ事ができます。
今回、効果的な反射光を利用し、自然光の入り方を四季によって
楽しんで頂く建物…
また、住宅密集地でプライバシーを守りながら安定した光と、
日が落ちたときの間接的な光を楽しんで頂く建物…
どちらの建物も「光」の大切さと楽しみ方を、住み手の感覚によって選択し、
提案させて頂きました。
なくてはならない「光」
しかし、それは決してあたり前ではなく、その環境と住む方の感覚をしっかり
掴み取ることで、居心地の良い空間(恩光)を感じることができるのだと思います。
~いいデザインと暮らそう~