~福岡研修~

キッチンハウス福岡ショールーム、
スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店に
行ってきました。

キッチンハウス福岡ショールームの設計は
建築家 窪田勝文氏。

コンクリートスラブで躯体を構成し
開放的な空間演出が特徴的な建築家。

緑豊かな景観の中に建ち、
平面を立体化する折り紙の様に折り曲げた
白い2枚のコンクリートスラブ、

その間には屋外と屋内空間を
一体のものとして認識させる透明なガラス、

白く細い水平のラインがガラスによって
一段と引き立てています。

 

 

 

 

キッチン天板に使用されているのは
メラミン材、キズや熱に強くデザインの種類も豊富です。

天板のメラミン材とシンクのステンレス接合部は
独自の技術で圧着し、

扉の取手、金物一つ一つのディティールまでこだわった
美術品の様なキッチン。

また機能性の面でも、
多くの食器を置いても開閉できる引き出しの耐久性や
無駄の無い収納スペース等、

使い手側の事を熟考されていました。

接客して頂いた方もそれぞれの商品に対し、
細部まで根拠も明確に説明して頂き

自信と熱量を感じました。

デザイン性と機能性両方を兼ね備えた
キッチンを体験する事は元より、

自社製品に対して確固たる自信を持ちながら
業務に携わる事の大切さを再認識することができました。

 

スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店の設計は
建築家 隈研吾氏。

高いデザイン性と木材などの自然素材を使用する
「環境に溶け込む建築」が特徴的な建築家。

近代的に「和」のテイストを溶け込ませ、
「和の大家」とも呼ばれています。

木材を斜めに組み合わせ内部空間を覆っており、

歴史ある太宰府天満宮の雰囲気を
損なわないデザインになっています。

 

 

 

 

木組みは檜を使用しX形に組み、
ジョイント部分はダボで縫いより
強固なものにしています。

細長い建物形状だが、
正面と奥をガラス張りにすることにより光が通り抜け、

またトップライトからは
木組みを通り抜けた優しい光が店内を照らしています。

入口から奥までの連続した木組みは
全体としては力強さを感じさせるが、店内の場所によって

光の陰影、木のぬくもりを味わう事ができました。

今回の研修で、根底にある想いや信念、
それを表現するデザイン力と技術力を肌で感じました。

これからも知識と経験を深め更なる高みを目指し、
お客様と共に物創りを行っていきます。

 

 

~いいデザインと暮らそう~

 

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