~2019 ミラノサローネ研修~

先日、イタリア・ミラノで開催された世界最大規模の国際見本市、
「Milano Salone(ミラノ サローネ)」に行ってきました。
家具や照明器具、キッチンなどヨーロッパ中のメーカーデザイナーが一同に会し
新商品のデザインを発信する場となってます。


まず、全体的な雰囲気の中で、文化の違いを率直に感じました。
日本は「木の文化」、そしてヨーロッパは「石の文化」
日本では、高級な材質として扱われる大理石が、こちらではあたり前のように
テーブル・キッチンに使われ、その表面の加工の違いで全く異なる表情に変化します。


また、その大理石の存在を上手く演出する、照明器具のデザイン、光。
個々のデザインではなく、空間自体をデザインする技術と発想の壮大さには、
学ぶべきところが多くありました。



町を散策すると、アーティストの絵が所々で売られていたり、
道端で楽器が奏でられたり…
ヨーロッパの文化、デザインの価値観など、そこに身をおいて初めて感じ得ることが
できる、貴重な経験をすることができました。


質の良いものを、空間としてデザインし提案できるよう、
今回のサローネ研修で体感したことを、活かしていきたいと思います。


~いいデザインと暮らそう~

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