~TOKYO 研修~

先日、Molteni&C(モルテーニ)、瑞聖寺、
国立西洋美術館に行ってきました。

 

Molteni&C(モルテーニ)

 

イタリアの総合家具メーカーのモルテーニは、

1934年創業で、システム収納で培った技術をベースに
機能美を追求した

ハイエンド家具ブランドである。

数々の著名建築家を
デザイナーに起用しているのも特徴で、

そのデザイン性の高さから

世界最大級の家具見本市、
ミラノサローネにも出品しており、

世界でも高い評価を受けています。

ここモルテーニ東京は、
約100坪の中に、

リビング、ベッドルーム、
ウォークインクローゼット、キッチンが

モデル展示されています。

家具だけではなく
室内全てがデザインされており、

使い心地も追及した家具となっていました。

シンプルでありながら
扉の開き方も特徴的で

独自に開発した金物や
、加工技術を開発することで

他では真似のできない工夫がされていました。

「扉をスマートな動きにするためには、
どの様な金物が必要だろうか」や

「この素材をどの様に加工すれば美しくなるのか」
といった

「いいものを創りたい」という想いが

開発のきっかけであるとの事でした。

これらを実現させるために多くの人が、

考え、挑戦と検証を繰り返したことで生まれたもので、

モルテーニの強い”こだわり”を感じとる事ができました。

 

瑞聖寺

 

2018年に住職の居間や台所として使われる
庫裡(くり)が

建築家、隈研吾氏によって再建された建築物で

外観の木ルーバーが特徴的でした。

外壁とルーバーにはこぶしくらいの空間があり、

外壁との奥行きを出す事で

カーテンのような役割を担っている様にも
感じとれました。

都心の高層マンションが立ち並ぶ中に佇む瑞聖寺だが、

国の歴史的な建造物と違和感なく融合しており、

伝統的な空間演出の”こだわり”を感じました。

 

国立西洋美術館

 

三大近代建築家の一人である

ル・コルビュジエが設計した西洋美術館で、

国内唯一現存している建物です。

コルビュジエの設計にはこだわりがあり、

そのひとつがモデュロールです。

モデュロールとは、人体の寸法と黄金比を
組み合わせることによって考えられ、

人体寸法を基準に割り出された、
人が暮らしやすいと感じる寸法のことです。

タイルの大きさや、窓の大きさ様々な寸法が

この数値をもとに設計されており、

近代建築のトップに君臨する巨匠の

“こだわり”を感じる事ができました。

世界トップレベルの”こだわり”を体感することができた

貴重な研修でした。

今回の研修で、いいモノ創りや、いいサービスには

“こだわり”が必要不可欠であると
再認識する事ができました。

これからも仕事のなかで、
こだわりの姿勢を大切に想い、

取り組んでいきます。

 

 

~いいデザインと暮らそう~

 

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